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 2026年度児童ペン新人賞・募集中
   締切:6月末
   詳細は上のメニューをご参照してください

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 2026年度児童ペン賞・推薦作収集中
   締切:7月末
   詳細は上のメニューをご参照してください

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  *選考委員

    鈴木茂夫・重光純・諏訪志げる・かとうけいこ・小粥和子・のはらあい・鈴木孝子・常田メロン・ふくだのりこ




   第11回児童ペン賞 発表  2025.9.3

 童話賞

藤重ヒカル

「ゴロゴロ ヤマネコ不動産」

福音館書店・2025年1

   

傘づくりの職人に、「ネコヌレ~ズ」の注文。ヤギたちが食べにくるレストラン、

バクたちが村おこしのために、ぬいぐるみを作る工場。

猫山さんが紹介する3つの物件が、幸せをもたらす。高度な比喩と笑いを誘う文体が、印象的である。

 絵本賞

由美村嬉々

「四角い空のむこうへ

晶文社・2024年9月

 画家賞

羽尻利門

  中学2年の、あきらくんが主人公。先天性の筋肉の病気で、人工呼吸器につながれている。

しかし、気象予報士を夢見て勉強している。障碍者の将来の仕事に関する支援への取組でもある。

画家もまた、主人公の状況と思いを正確に描き出している。四角い空とは、希望の窓である。
 詩集賞

星野良一

「きみの手に、流れ星を一つ

竹林館・2025年2月

  言葉あそびに留まらず、この詩集では、ユーモアにも深みを加えている。

たとえば、物たちの気持ちを描くことで、読者を励ます。

比喩ばかりではない。立場を変えたときの思いを、擬人法で喚起させるのである。
 少年小説賞

中川なをみ

「あの日のあなた

くもん出版・2024年6月

   時代は昭和。それも戦後まもなくの頃か。小学生のしずりとメイの、出会いと分かれを中心に、その時代の人々を織り込んでいる。

薬売りなどの、よそから来る人々もいた。貧しさや偏見を残しながらも、平和と希望があった。


あの頃を知る大人には懐かしい。傘の修理屋、鋳掛屋、桶の修理屋、押し売りもいた。

ある程度は、受け入れる心の深さもあった。

 ノンフィクション賞

谷本雄治

「カイコ1000匹が教えてくれたこと

文研出版・2023年11月

   ふとしたことから、カイコを育てることになった著者。その失敗や苦労や気付きの詳細な記録である。

養蚕と製糸業の歴史を追体験することにもなったのだ。

たくさんのカイコが桑の葉を食むと、さわさわ、という音がする。桑の実を、食べたことがある?
 企画賞

みちのく童話会

「東北偉人物語

国土社・2025年2月

  東北地方ゆかりの偉人たち(白瀬矗、土門拳、伊達政宗、棟方志巧、野口英世、新渡戸稲造)を、

同地方ゆかりの作家(おおぎやなぎちか、井嶋敦子、佐々木ひとみ、田沢五月、堀米薫、岩崎まさえ)が
紹介する、というユニークな企画だ。

それぞれの物語には、風土が育んだ優しさや情熱や粘り強さがある。

選考委員:鈴木茂夫・重光純・かとうけいこ・小粥和子・諏訪志げる・のはらあい・常田メロン・ふくだのりこ


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