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『学校はうたう』

(あかね書房)

杉本深由起 詩
松田奈那子 絵

いつでも通学できるように、昔は番傘や舟までも学校にあった。水田地帯の子どもたちが、雨を嫌いにならないように。戦後は、教育への感心と熱があった。
この本は、詩画集という分類に入るだろう。学校に行きたくなる、ものごとについての生き生きとした表現が光る。
杉本深由起さんは、第4回児童ペン賞の詩集賞を受賞している。

『ココロノ オクノ トオクノ オト』

(光村教育図書)


文=エミリー・チャイルド
絵=マリア・レべデバ
訳=林 木林

第6回児童ペン賞・絵本賞を受賞した林 木林さんの翻訳で、新しい絵本が出版されました。
水たまりに映った空をのぞきこんだとき、その深さに吸い込まれそうになったことはありませんか。
さまざまなシーンで勇気を与える、はげましのことばがある。

『世界のチョウ 大図鑑』
(国土社)

福田晴夫・監修

福田晴夫 かとう けいこ・著
これで、チョウの図鑑の全4冊が刊行された。

種類と写真の選択、解説、編集、と図鑑づくりの苦労が、想像される。

『日本のチョウ 大図鑑@A』
(国土社)

福田晴夫・監修

福田晴夫 かとう けいこ・著
2巻で、290種余りの、日本のチョウを収録している。

鮮明かつ美しい写真で、その姿と生体を記録する。

個人はもとより、学校の図書室や各地域の図書館に、是非とも備えてほしい図鑑である。
『チョウのそだち方』
(国土社)

福田晴夫 かとう けいこ・著
小学生の頃にほしい図鑑は、植物図鑑と昆虫図鑑であろう。 
夏休みの研究や宿題の参考にもなる。
しかし、この本は、絵や写真と名前を記しただけの単なる標本図鑑ではない。
福田晴男(研究者)ならではの、細密な写真と解説。
その解説文は、児童文学者の妹(かとうけいこ)さんとの合作である。
こどもたちに、最高のチョウの写真と知識、そだち方、その生き方を開示している。
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