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児童ペン新人賞(2021年度)・作品募集中!

 〇 単行本の出版は難しいが、詩や童話作品を試したい、という新人をお待ちしています。

 〇 力試しとしての挑戦意義があります。あなたのペンを持ち、思いを起こして下さい。

 * 新型コロナウィルス禍の影響下にありますが、選考法での対処により継続的に実施します。

 * 募集要項などの詳細は、上のメニュー、「児童ペン新人賞」を御覧ください。



第6回 児童ペン賞(2020年度)・発表!          2020.9.5




 * 今年度の贈呈式は、残念ながら中止させていただきます。
   (どうか、新型コロナウィルスが収束しますように・・・)

大賞
『万人の父になる 佐竹音次郎物語』 横山充男
学研プラス(2019−9)

童話賞
『チ・ヨ・コ・レ・イ・ト!』 ばんひろこ
新日本出版(2019−10)

絵本賞
『みどりのほし』 林木林
画家賞
長谷川義史
童心社(2020−7)


絵本賞
『あなたがおとなになったとき』 湯本香樹実
画家賞
はたこうしろう
講談社(2019−7)

詩集賞
『生きるまほう』 清野文子
てらいんく(2019−2)

少年小説賞
『アドリブ』 佐藤まどか
あすなろ書房(2019−10)

ノンフィクション賞
『わきだせ!いのちの水』 たけたにちほみ
フレーベル館(2019−10)


*選考委員:漆原智良・鈴木茂夫・重光純・諏訪志げる
 かとうけいこ
・のはらあい・常田メロン

  どんな本?。 こんな本。

明治時代から昭和にかけて、身寄りのない子どもたちと生活し、<保育の父>と呼ばれるようになった、佐竹音次郎の伝記である。
伝記の対象として新しい、政治や科学ではない民間からの掘り起しが輝いている。

子どもたちにとっては、通学路も遊び場だ。階段を上るのも、楽しい力試しの冒険だ。しかし、老人になると階段はつらい。
団地住まいの子どもたちと、引っ越していく老夫婦の、あたたかな交流の物語である。

果物や野菜や花々のヘタ(茎がつながっていたところ:へそ)は、たいていが星の形をしている。子どもの心と感性に寄り添いながら、
視覚に留まらず、想像の世界と希望を広げていく。

<あなたがおとなになったとき>という表題のことばで始まる各章を、未来に向けて展開させていく。
定型ではあるが、問題と吟味の質は実に的を射ている。

生き抜くための、小さな魔法のような言葉がある。子どもたちにも分かる言葉で、その勇気と力をていねいに紡いでいく。
心に着せるために。

近年、音楽演奏家の分野でも、日本人の活躍が目に止まる。本書は、イタリアでフルート奏者を目指す15歳のユージの物語である。
プロへの道の厳しさと、挑戦の意志を描く。イタリア在住で、音楽の知識に詳しい著者ならではのリアルな作品である。

きれいな水、飲んで安全な水の少ないアフリカ諸国に、井戸を掘る活動を取材したノンフィクションである。上総掘り(かずさぼり)は、
身近な材料で掘ることの出来る井戸掘りの方法であった。



児童ペン新人賞(2020年度)・発表!
                                                       2020.8.2

童話部門・新人賞

  東野りえ「かげや」
  石黒節子「あの日、ひまわりがほほえんだ」

詩部門・新人賞

  山崎類範「すごいな」
  常田メロン「お母さんのうで」


*贈呈式について

 @今年度の贈呈式は、残念ながら中止させていただきます。(新型コロナウィルスの鎮静化が見えず、実施が困難なため)
 A賞状と記念品は、郵送とさせていただきます。



第5回「児童ペン賞」贈呈式    2019年11月29日  中野サンプラザ



  受賞者のみなさん、おめでとうございます。



関係者の近著

  会員関係の新刊

  『チョウのそだち方』 (国土社)

   福田晴男・かとうけいこ 著


  小学生の頃にほしい図鑑は、植物図鑑と昆虫図鑑であろう。 夏休みの研究や宿題の参考にもなる。
  しかし、この本は、絵や写真と名前を記しただけの単なる標本図鑑ではない。
  福田晴男(研究者)ならではの、細密な写真と解説。その解説文は、児童文学者の妹(かとうけいこ)さんとの合作と言える。

  こどもたちに、最高のチョウの写真と知識、そだち方=その生き方を開示している。


鈴木茂夫詩集 『こどな』(モノクローム・プロジェクト)


こどもとおとなの間が、〈こどな〉。
若い頃の作品や、少年詩といえる柔軟な作品を集めた詩集である。
戦後のこどもの心と、その記憶を記録する。

(著者の後日談
 <こどな>という言葉の発生年を記録するものでは、おそらく最古であろう。
 今は、<こどな幼稚園>などの名もあり、嬉しいことだ

 NHK-Eテレも、大人が主役の「オドモTV」などという、変形名の番組を放送しているが、

 「ちゃんちゃら、おかしい。こどもの命は、大人よりも重い」

 と。


漆原智良・著 『かがやけ! 虹の架け橋』(アリス館)


2011年の東日本大震災から、今年で8回目の3.11を迎える。
忘れてはならない、これは3人のこどもを失った夫婦と、その後の生き方を記すドキュメントである。
自分に何ができるのか。そのとき、協力の手を差し伸べてくれた他の遺族や、様々な団体があった。
サブタイトルの〈悲しみにどう たちむかうのか〉を、かみしめたい。



漆原智良・著 『三月の空を見上げて』(第三文明社)


春は、よろこびの季節のはずだが、書名にある三月とは1945年3月10日(東京大空襲)と、
2011年3月11日(東日本大震災)のことであった。
本書は、空襲で家族を失い戦争孤児となった著者の自伝エッセイである。
働きながら夜学に通い、教員となり、やがて作家となる。
そうして、戦争から平和の時代へと生きて来た。
これは、様々な問題をかかえた現代のこどもたちに贈る、生きる勇気のための本である。


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