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第9回「児童ペン賞」発表! 2023.9.3
絵本賞 かくれんぼ 尾崎玄一郎・尾崎由紀奈(共著) (ひさかたチャイルド・2023.6) |
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繊細かつ懐かしさを誘う町なみの中に、隠されている絵がある。 さて、どこに何がいるでしょう。隠れる側も探す側も、ドキドキ、ワクワクした、かくれんぼの新しい形である。 |
童話賞 ぼくんちの震災日記 佐々木ひとみ (新日本出版・2023.2) |
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東日本大震災は、今後100年以上も語り継ぐべき災害であろう。 <ぼくんちの>というところに、身近なこととして伝える工夫がある。 どう備えるか、そのとき、どう行動するか。 |
詩集賞 魔法のカギはいらない 高崎乃理子 (てらいんく・2022.11) |
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こどもの心に寄り添う吟味された言葉と、優しい思いにあふれている。詩の言葉や形式にも、魔法のような表現は必ずしも必要ではないのだ。 |
ノンフィクション賞 サバンナで野生動物を守る 沢田俊子 (講談社・2022.7) |
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アフリカのサバンナ地帯で、野生動物を守るために活動している人の話である。動物が好き、ということだけではできない、行動力に頭が下がる。 |
少年小説賞 おにのまつり 天川栄人 (講談社・2022.7) |
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「おに」とは、どういう存在か。いくさに敗れ、追い立てられた人々、という説もある。おにを生むのは人だ。人の心である。互いに理解するために、おにのまつりも必要なのである。 |
企画賞 障害とバリアフリー 障害と本の研究会 (かもがわ出版・2022.11) |
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バリアフリーについての本を紹介する、というガイドブックである。 学校その他、現場で考える人たちにとっての、良い資料となるだろう。 |
選考委員:鈴木茂夫・重光純・諏訪志げる・かとうけいこ・のはらあい・常田メロン・ふくだのりこ
講座の御案内
題名:「編集者の話を聞こう!」
(株)Gakkenの現役編集者を迎え、出版や編集についてのお話を聞きます。質問や懇談の時間も設けています。
日時:9月17日(日) 13時30分〜16時。
会場:アットフォーラム・201号室(新大久保・サム教育学院)
参加費:一般2000円、会員1000円
*御参加の場合は、お名前をお知らせ頂ければ幸いです。(rxp11242@nifty.com または044-813-0320)
すでに、お申込みの方は記録していますので結構です。
*会場案内図(徒歩5分)
2023年度「児童ペン新人賞」発表! 2023.7.25付け
童話部門・新人賞
山崎こうせい「オレンジ色のリストバンド」
橋冬星「ミドさんの声」
詩部門・新人賞
なつみ ゆり「ばんごはんだいすき」
第5回「児童ペン賞」贈呈式 2019年11月29日 中野サンプラザ
受賞者のみなさん、おめでとうございます。