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児童ペン新人賞(2021年度)・作品募集中! 〇 単行本の出版は難しいが、詩や童話作品を試したい、という新人をお待ちしています。 〇 力試しとしての挑戦意義があります。あなたのペンを持ち、思いを起こして下さい。 * 新型コロナウィルス禍の影響下にありますが、選考法での対処により継続的に実施します。 * 募集要項などの詳細は、上のメニュー、「児童ペン新人賞」を御覧ください。 |
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第6回 児童ペン賞(2020年度)・発表! 2020.9.5
![]() * 今年度の贈呈式は、残念ながら中止させていただきます。 (どうか、新型コロナウィルスが収束しますように・・・) |
大賞 |
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どんな本?。 こんな本。
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明治時代から昭和にかけて、身寄りのない子どもたちと生活し、<保育の父>と呼ばれるようになった、佐竹音次郎の伝記である。 |
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子どもたちにとっては、通学路も遊び場だ。階段を上るのも、楽しい力試しの冒険だ。しかし、老人になると階段はつらい。 |
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果物や野菜や花々のヘタ(茎がつながっていたところ:へそ)は、たいていが星の形をしている。子どもの心と感性に寄り添いながら、 |
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<あなたがおとなになったとき>という表題のことばで始まる各章を、未来に向けて展開させていく。 |
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生き抜くための、小さな魔法のような言葉がある。子どもたちにも分かる言葉で、その勇気と力をていねいに紡いでいく。 |
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近年、音楽演奏家の分野でも、日本人の活躍が目に止まる。本書は、イタリアでフルート奏者を目指す15歳のユージの物語である。 |
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きれいな水、飲んで安全な水の少ないアフリカ諸国に、井戸を掘る活動を取材したノンフィクションである。上総掘り(かずさぼり)は、 |
児童ペン新人賞(2020年度)・発表!
2020.8.2
童話部門・新人賞
東野りえ「かげや」
石黒節子「あの日、ひまわりがほほえんだ」
詩部門・新人賞
山崎類範「すごいな」
常田メロン「お母さんのうで」
*贈呈式について
@今年度の贈呈式は、残念ながら中止させていただきます。(新型コロナウィルスの鎮静化が見えず、実施が困難なため)
A賞状と記念品は、郵送とさせていただきます。
第5回「児童ペン賞」贈呈式 2019年11月29日 中野サンプラザ
受賞者のみなさん、おめでとうございます。
関係者の近著
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会員関係の新刊 『チョウのそだち方』 (国土社) 福田晴男・かとうけいこ 著 小学生の頃にほしい図鑑は、植物図鑑と昆虫図鑑であろう。 夏休みの研究や宿題の参考にもなる。 しかし、この本は、絵や写真と名前を記しただけの単なる標本図鑑ではない。 福田晴男(研究者)ならではの、細密な写真と解説。その解説文は、児童文学者の妹(かとうけいこ)さんとの合作と言える。 こどもたちに、最高のチョウの写真と知識、そだち方=その生き方を開示している。 |
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鈴木茂夫詩集 『こどな』(モノクローム・プロジェクト) こどもとおとなの間が、〈こどな〉。 若い頃の作品や、少年詩といえる柔軟な作品を集めた詩集である。 戦後のこどもの心と、その記憶を記録する。 (著者の後日談) <こどな>という言葉の発生年を記録するものでは、おそらく最古であろう。 今は、<こどな幼稚園>などの名もあり、嬉しいことだ。 NHK-Eテレも、大人が主役の「オドモTV」などという、変形名の番組を放送しているが、 「ちゃんちゃら、おかしい。こどもの命は、大人よりも重い」 と。 |
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漆原智良・著 『かがやけ! 虹の架け橋』(アリス館) 2011年の東日本大震災から、今年で8回目の3.11を迎える。 忘れてはならない、これは3人のこどもを失った夫婦と、その後の生き方を記すドキュメントである。 自分に何ができるのか。そのとき、協力の手を差し伸べてくれた他の遺族や、様々な団体があった。 サブタイトルの〈悲しみにどう たちむかうのか〉を、かみしめたい。 |
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漆原智良・著 『三月の空を見上げて』(第三文明社) 春は、よろこびの季節のはずだが、書名にある三月とは1945年3月10日(東京大空襲)と、 2011年3月11日(東日本大震災)のことであった。 本書は、空襲で家族を失い戦争孤児となった著者の自伝エッセイである。 働きながら夜学に通い、教員となり、やがて作家となる。 そうして、戦争から平和の時代へと生きて来た。 これは、様々な問題をかかえた現代のこどもたちに贈る、生きる勇気のための本である。 |