日本児童ペンクラブ  

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     第7回「児童ペン賞」(2021年度)発表

                                  日本児童ペンクラブ 2021.9.2

  *おめでとうございます。






第7回・児童ペン賞

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絵本賞

『せきれい丸』(くもん出版・二〇二〇年十一月)

たじま ゆきひこ ・ きどうち よしみ
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詩集賞

『風にはかなわない』(てらいんく・二〇二一年六月)

渡辺美恵子


『ほんとのなまえ』(てらいんく・二〇二一年二月)

いとうゆうこ
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少年小説賞

『あしたの幸福』(理論社・二〇二一年二月)

いとう みく
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企画賞

『いちばん』(銀の鈴社・二〇二〇年三月)

銀の鈴社
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特別賞

チョウまるごと大図鑑・全4巻(国土社・二〇二〇年六月〜二〇二一年三月)

福田晴男・かとう けいこ
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* 今回の大賞、童話賞、ノンフィクション賞は、該当作なしとしました。

* 選考委員:漆原智良・鈴木茂夫・重光純・諏訪志げる・のはらあい・常田メロン・福田徳子


 どんな本?。 こんな本。

『せきれい丸』

たじま ゆきひこ・きどうち よしみ
くもん出版(202011月)

*1945年12月9日、淡路島と明石を結ぶ連絡船「せきれい丸」が沈没した。その中に、ひろしも乗っていた。助けてくれたのは、りゅうたの父親であった。しかし、りゅうたは助からなかった。ひろしは、りゅうたの家族を手伝いながら、戦後の自分の生き方を模索していく。

『風にはかなわない』

渡辺恵美子
てらいんく(20216月)

*たとえば、「いばってる」という詩の最終連に、
<特急列車は いばってる/色も形も きれいでスマート/普通列車とは 違うんだ≠ニ>、書く。こどもの心に寄り添った詩である。

『ほんとの名前』

いとうゆうこ
てらいんく(20212月)

*「母の国」という作品は、自らもこどもを育てながら、テレビのニュースに目をやる。
<画面の中 傷ついた子供を抱いた/褐色の(かっしょく)の母の眼が訴える/−イッタイ ドウシタラヨイノデショウ>

と書く。戦争のない安全な、母の国があって欲しい、願う。

『あしたの幸福』

いとう みく
理論社(20212月)

*父を亡くした中学2年生の雨音(あまね)。やがて、離婚していた産みの母との生活が始まる。複雑すぎる家庭環境から、あしたの幸福に向かって生きていく。

『いちばん』(アンソロジー)
銀の鈴社(20203

テーマを定め、22作品を集めた童話のアンソロジーである。読者の年代別に作品を分ける、配慮もある。3年目を迎えたアンソロジーの企画である。

「チョウまるごと大図鑑」(全4巻)

『チョウのそだち方』 『日本のチョウ大図鑑@』
『日本のチョウ大図鑑A』  『世界のチョウ大図鑑』

監修 福田晴男
著者 福田晴男・かとう けいこ


国土社(2020年5月)

*小学生の頃にほしい図鑑は、植物図鑑と昆虫図鑑であろう。夏休みの研究や宿題の参考にもなる。学校図書館などに備えて欲しい美しい図鑑だ。福田晴男(研究者)ならではの、細密な写真の収集。解説文は、童話作家の妹(かとうけいこ)との共著である。

  *贈呈式
    @贈呈式は、今年度も残念ながら中止させていただきます。(新型コロナウィルスの鎮静化が見えず、実施が困難なため)
    A賞状と記念品は、郵送とさせていただきます。
    B児童ペンのホームページ、および冊子『児童ペン』(No.12)にも発表します。

   * 賞状と記念品は、9月25日付けで発送します。
     




     2021年度「児童ペン新人賞」発表

                                  日本児童ペンクラブ 2021.7.30

  *おめでとうございます。

  童話部門・新人賞

    にこにこ。「ポケット」

  佳作

    レレエモア・ミイ「ずうぼる・てるてくん」


  詩部門・新人賞

   こんどう みえこ「なみだ色の小魚」

  佳作

   よこやまゆうこ「たんぽぽ」

  *贈呈式
    @贈呈式は、今年度も残念ながら中止させていただきます。(新型コロナウィルスの鎮静化が見えず、実施が困難なため)
    A賞状と記念品は、郵送とさせていただきます。
    B児童ペンのホームページ、および冊子『児童ペン』(No.12)にも発表します。
     




第5回「児童ペン賞」贈呈式    2019年11月29日  中野サンプラザ



  受賞者のみなさん、おめでとうございます。



関係者の近著

鈴木茂夫詩集 『こどな』(モノクローム・プロジェクト)


こどもとおとなの間が、〈こどな〉。
若い頃の作品や、少年詩といえる柔軟な作品を集めた詩集である。
戦後のこどもの心と、その記憶を記録する。

(著者の後日談
 <こどな>という言葉の発生年を記録するものでは、おそらく最古であろう。
 今は、<こどな幼稚園>などの名もあり、嬉しいことだ

 NHK-Eテレも、大人が主役の「オドモTV」などという、変形名の番組を放送しているが、

 「ちゃんちゃら、おかしい。こどもの命は、大人よりも重い」

 と。


漆原智良・著 『かがやけ! 虹の架け橋』(アリス館)


2011年の東日本大震災から、今年で8回目の3.11を迎える。
忘れてはならない、これは3人のこどもを失った夫婦と、その後の生き方を記すドキュメントである。
自分に何ができるのか。そのとき、協力の手を差し伸べてくれた他の遺族や、様々な団体があった。
サブタイトルの〈悲しみにどう たちむかうのか〉を、かみしめたい。



漆原智良・著 『三月の空を見上げて』(第三文明社)


春は、よろこびの季節のはずだが、書名にある三月とは1945年3月10日(東京大空襲)と、
2011年3月11日(東日本大震災)のことであった。
本書は、空襲で家族を失い戦争孤児となった著者の自伝エッセイである。
働きながら夜学に通い、教員となり、やがて作家となる。
そうして、戦争から平和の時代へと生きて来た。
これは、様々な問題をかかえた現代のこどもたちに贈る、生きる勇気のための本である。


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